ソロプレイ一筋ゲーマーの、シミュレーションゲームブログ


by CombatResultTable
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

2009年 06月 07日 ( 1 )

今回のZ社の件や、一部のサークル参加者の主張の中で、どうしても共感できない部分がある。
それは「ボードシミュレーションゲームは『対人プレイ』にこそ最大の価値がある」という考え方だ。

確かにボードゲームは通常、複数人でプレイする事が前提となる。
シミュレーションゲームも、ボードゲームの体裁を取っている以上、普通は対戦相手を必要とするシステムになっている。

ではここで言う、対戦相手の位置付けとは何だろう。

一般のボードゲームは、対人間のコミュニケーションを図るツールなのだと、自分は考える。
すごろくや福笑い等、それを共に遊ぶことで、仲間との楽しい時間を演出する。
つまり対戦相手とは、コミュニケーションを図りたい相手なのだ。

だから、まず最初に相手が存在する。
そして、相手とコミュニケーションを取りたいと考える。
そしてそのためのツールを選ぶ。人生ゲームがいいかな?、それともダイヤモンドゲームの方が楽しいかな?。

これがそのままシミュレーションゲームに当てはまるだろうか?
自分は当てはまらないと考える。

シミュレーションゲームが対戦相手を必要とする理由、それは高度な思考CPUを必要とするからだ。
そして今のところ、ゲームに最も適したCPU=人間だから、対戦相手が必要となるのだ。

つまり、シミュレーションゲームの対戦相手とは、必ずしもコミュニケーションを図りたい相手とは定義されない、というのが自分の主張だ。

2ch等でよく見る論調に、ソロプレイ専門=コミュニケーション能力欠如の引きこもり、みたいなものがある。
しかしこのような主張をする人にとって、シミュレーションゲームは、対人関係においてそんなにも重要なツールなのだろうか?、そこが非常に疑問なのだ。

自分の考えはこうだ。シミュレーションゲームは、システム上、対戦相手を必要とするが、単にコミュニケーションの道具と考えた場合、そんなに優れたツールでは無い、と。

コミュニケーションを図るツールなら、他にもっと優れたものが沢山ある。酒、旅行、ダンス、スポーツ・・・。実際自分は、付き合いのある多くの人達との間に、わざわざシミュレーションゲームを持ち込んだりしない。もっと優れたツールを使用する。


別に自分は、シミュレーションゲームで対人関係を築く事を否定している訳ではない。ただ、目的がコミュニケーションで、手段がシミュレーションゲームなら、他の手段を選んだ方が効率的だと思うのだ。

自分にとって、シミュレーションゲームは目的である。そして手段が対人プレイとなる。他のボードゲームと、目的と手段がそもそも逆なのだ。


シミュレーションゲームがコミュニケーションツールとして不適ならば、もっと適した形に進化させるべきだ、というのがZ社の主張のようだが、自分にはシミュレーションゲームの存在目的を無視していると思える。自分にとって、Z社のゲームは、今のところ必要無いと言える。
[PR]
by CombatResultTable | 2009-06-07 19:13 | ウォーゲーム